ん…おはよう

真夜中に目を覚ます
ベッドの中のぬくもりにホッとする
隣で寝息を立てている新一の中に
瞬間コナンくんを見つけた
知らずに頬に手のひらを

あの頃は眠るコナンくんの中に
時々新一を見つけていた
やっぱりそうっと頬に触れていた

今、同じあたたかさに触れながら
長い時を感じていた
そうして祈る
ずっとずっとずっとずっと……

いつしか眠りに落ちたわたしの頬に
あたたかいぬくもりが伝わってきた
眠りの中で大切な人を思う
それは新一であり コナンくんであり

朝の光の眩しさに手をかざす
ん…
おはよう
互いの頬に触れ合って
わたしたちはキスをした

 


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